ときめき神社旅

Happyな人生のための神社参拝記

神社は心のオアシス

このブログは神社好きな私 ヒミコの、神社参拝記です。
私にとって神社は、心に潤いを与えてくれる大切な場所。
昨今はパワースポットとしての神社が注目され、以前よりも参拝者が多くなっていると感じる事が多くなりました。
私も神社が持つ大きなパワーに魅せられてきた一人です。
困っている時、迷っている時、悲しみや不安の中で怯えている時、心が疲れている時、パワーチャージしたい時、目的を達成したい時、自分を変えたい時、挑戦する勇気を得たい時などなど、とにかく事あるごとに神社に足を運んできました。
もちろん、願いが叶った時、うれしい事があった時も、神様に感謝の気持ちを伝えに行きます。
今や神社は私の人生において、なくてはならない存在です。

◆私が神社に興味をもったきっかけ

今から17年程前の“人生の大きな谷期”の頃、偶然書店で見つけた神社関連の本を読んだ事が、神社に興味を持つきっかけでした。
その本は、神社で祈念すれば願いが叶うという内容のもので、具体的な参拝作法や望ましい祈り方の解説に加えて、神社がとても強いパワースポットであるという主旨の事が書かれていました。

それまで神社には、何年かに一度、気が向けば初詣に出向く程度で、特に関心を持ったことはありませんでした。
たまに参拝しても、手を合わせて祈願はするものの、神社が本当に願いを叶えてくれる程のパワーのある場所だとは、露程にも思っていなかったのです。
だから、この本を読んだ時の衝撃はとても大きなものでした。
まさか、あの神社にそんなに強いパワーがあるの?! まさか?まさか!まさか?!
半信半疑ではあったけど、その時の私は“お先真っ暗”状態。だから、とにかく信じる者はきっと救われる!とそこはポジティブに捉えて、神社への参拝をはじめてみる事にしたのです。

しかし、神社に通い始めたからといって、どん底の状況が急激に好転するというような事はありません。それでも、神社の境内に足を踏み入れ拝殿で手を合わせていると、不思議と心が落ち着き、それまで心の大部分を覆っていた不安や焦り、暗くどんよりとした重い気持ちが、付き物が落ちるようにストンと消え、心がスッキリ軽やかになっていくのを感じました。
そして、境内を出る頃には明るい未来が待ち受けているような、そんな希望に満ちた前向きな気分になっているのです。これだけでも、当時の私は救われました。
以来、神社は私の心の拠り所となり、定期的に参拝するようになりました。

定期参拝をはじめて2年近く経った頃、私の状況は大きく変わっていました。
どん底状況からはいつの間にか脱していて、気がつけば、当初自分が望んでいた方向へと進んでいたのです。そしてそれは、自分の意思とは関係なく、不思議な偶然が重なった結果でした。
今から考えると、まるで見えない大きな力に導かれていたのではないかとさえ思えます。

◆多様な神社の魅力に目覚める

状況が好転してからは、神社への向き合い方も少しずつ変わっていきました。
それまでは、拝殿の前で「神様、なんとか好転させてください!」と必死の思いで祈願した後、御神籤を引いて帰るという事の繰り返しでしたが、心に余裕ができたからでしょうか。
だんだんとそれ以外の事にも目を向けられるようになりました。

参拝後は、境内に漂う空気や風に意識を向けてみたり、鳥のさえずりや水が流れる音に耳を澄ませたり、木立の間から差し込む太陽の光や空に浮かぶ雲の流れに心をときめかせたり、とにかく全身で“神社を感じる”事に喜びを感じるようになりました。

神社の境内には特別な空気や気配が漂っている事も実感するようになりました。
つまりそれが、“気=エネルギー”という事なんですね。
例え都会のど真ん中にある神社であっても、鳥居をくぐって一歩境内に足を踏み入れると、俗世界とは異なる特別な“気”にまとわれた世界が存在しています。
そんな場所でのんびり身を任せているだけで、心も体も浄化されていくようです。

御祭神として祀られている神様や神社の歴史も、大変興味深いものです。
歴史好きな私は、神社が古代と密接に関わっている事を知り、さらに神社への関心が深まりました。
私が定期参拝している大阪の住吉大社は、古代は海に面した航海の発着地で、遣唐使の船もここから出航していたのだとか。また、浦島太郎や一寸法師といったおとぎ話とも深い関わりがあります。
特に創建の古い神社には、こうしたロマンあふれるエピソードが沢山存在しているので、それを知るのも楽しみのひとつです。

旅も神社がベースです。
最近は神社目的の旅をする事が多くなりましたが、別目的の旅であっても、訪問する場所周辺にある神社へは必ず訪れるようにしています。
地方の神社はアクセスが不便な所も多く、観光目的の旅では絶対に行かないような場所であっても、神社目的ならばそんな事もへっちゃら。むしろ普通なら訪れないような場所に行く工程そのものが、楽しい旅の経験となります。

旅で初めて訪れた神社では、御朱印を頂く事も楽しみの一つ。
私が御朱印を集め出したのは7年程前からで、その頃は御朱印を頂くという行為はまだそれ程一般的ではなかったように思います。
ですが、遠路はるばる訪れた神社での参拝の証を持ちたくて、御朱印を頂く事にしたのです。
神社によって個性が異なる御朱印はとても魅力的で、参拝の良い記念となっています。

◆神社との向き合い方、これからの私の挑戦

神社の事をきちんと勉強したくて、2年前に神社検定3級を取得しました。
3級は、所定のテキストをひと通り勉強すれば比較的合格しやすいレベルなので、あまり自慢にはなりませんが、それでもこの勉強のお陰で神社の基本的な知識を得る事ができました。

神社の事を知れば知るほど、その奥の深さに驚かされます。
神社は祈りの場であるだけでなく、日本の歴史や文化を包括している場所でもあります。
また、自分自身を成長させてくれるツールにもなり得るものです。

実は今、私は人生の新たな転機に差し掛かっています。
このブログも、これからの私の目標を成し遂げるための、挑戦のひとつとして始める事にしました。
ブログを書くという行為を通して、神社への理解をこれまで以上に深め、自分自身の成長につなげていければと考えています。